レアル・ソシエダのホキン・アペリバイ会長が、久保建英のリヴァプール移籍報道について言及した。『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
昨季にソシエダ加入2シーズン目を迎えた久保は、シーズン序盤から決定的な活躍を見せると、リーグ戦30試合で7ゴール4アシストを記録。その活躍が高く評価され、以前から移籍の可能性について様々な噂が浮上していた。
すると、先日から一部の日本メディアでリヴァプール移籍が決定的になったと伝えられることに。この動向に大きな注目が集まる中、ソシエダのアペリバイ会長がインタビューで久保の件に言及。クラブが久保に関する問い合わせを受けていないことを明かし、この貴重な選手を手放したくないと主張している。
「何の問題もない。どのクラブとも交渉はしていない。私たちは移籍市場にいる。何でも起こりうるだろう。ただ、久保はここでとても幸せで、彼は続けるつもりだ。私たちは彼をとても愛している。彼がずっとレアル(・ソシエダ)に留まってくれることを願っているよ」
久保の契約には6000万ユーロ(約100億円)の解除条項があり、彼を引き離すためにはこの金額を全額支払う必要があると報じられている。ソシエダは今夏、ロビン・ル・ノルマンとミケル・メリーノの売却も予想されており、同じ移籍市場で3人目の主力を失う可能性が高まっている。


