David-Silva(C)GettyImages

レアル・ソシエダ、ダビド・シルバが現役引退を表明。前十字じん帯断裂発覚で決断

レアル・ソシエダのダビド・シルバは27日、現役引退を表明した。

20日にレアル・ソシエダはシルバが負傷したことを発表。19日の練習で負傷し、クラブは左ひざの前十字じん帯を痛めたことで専門医から見解を聞くことを明らかにしていた。結果、左足の前十字じん帯を断裂していたことが伝えられ、この負傷により半年以上の離脱を強いられることや37歳という年齢でこの怪我から回復するのは非常に難しいこともあり、引退するのではと報じられていた。

迎えた27日、自身の公式インスタグラムを更新したシルバは、動画内で「今日は僕にとって悲しい日だ。今日、私が人生のすべてを捧げてきたものに別れを告げる時が来た。私にとって家族のような同僚たちとも今日でお別れです。とても寂しくなる」と現役を引退することを表明した。

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バレンシアの下部組織出身のシルバは、2004年にレンタル移籍先のエイバルでプロデビュー。その後、セルタでのレンタル移籍を経て、バレンシアに復帰すると、2008年のコパ・デル・レイ制覇に貢献した。2010年からはマンチェスター・シティに加入。イングランドの地で10シーズンプレーし、リーグ戦では309試合60ゴールを記録した。

2020年にマンチェスター・シティを退団すると同時にレアル・ソシエダに加入し、スペインのクラブで4シーズン目を迎えようとしていた。スペイン代表としては125キャップを数え、2010年のワールドカップ、2008年と2012年の欧州選手権で優勝を果たしたシルバは、ここでキャリアに終止符を打つことを選択した。

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