レアル・マドリーのヴィニシウス・ジュニオールは、個人としてのバロンドール受賞ではなく、チームとしてのチャンピオンズリーグ(CL)制覇に集中していることを明かした。
レアル・マドリーは8日、CL準決勝セカンドレグでバイエルンに2-1で勝利。トータルスコアでも4-3と上回り、CL決勝に進出することが決まった。この試合でMOMに選ばれたヴィニシウスは「誰もがバロンドールのことを口にするけど僕はとても落ち着いている」としつつ、「このチームでもう一度、CLを制覇したい」と強い思いを口にした。
「今シーズン、僕は素晴らしいことができると思っている。そして、ブラジル(コパ・アメリカ)に行かなければならない。常にチームのことを第一に考え、それから自分のことを考えるつもりだ」
「世界最高のチームをまたしても決勝の舞台に立たせることができた。チームには25人のスター選手がいて、全員がロンドン(CL決勝の舞台)とラ・リーガ優勝という目標を達成するために懸命に働いてきた。僕らはラ・リーガを制し、ロンドンに行くんだ」
また、CLで9試合に出場して5ゴール、5アシストを記録するなど、見事なパフォーマンスを続けるヴィニシウスは「(マドリードに)来たのは18歳の頃だった。たくさん批判されたけど、おかげでその時が来た時に準備できるように、もっとたくさん働くようになった。毎日、上達するためにトレーニングしているんだ。僕は今ここにいる。また決勝だ。今季、これほど団結したグループで仕事をしたことはない。このグループはよく働くんだ」と語り、チームがいかにベストなチームであるかを説明している。





