レアル・マドリーのシャビ・アロンソ監督が、ユヴェントス戦で今季初ゴールを決めたジュード・ベリンガムを称賛した。『BBC』が伝えた。
レアル・マドリーは21日、UEFAチャンピオンズリーグ第3節でユヴェントスと対戦。今季ここまで苦しい時期を過ごしてきたベリンガムの一撃が決勝点となり、1-0で勝利を手にして開幕3連勝を飾った。
今季は肩の手術でプレシーズンを欠場し、開幕5試合を欠場するなど難しいスタートを切っていたベリンガムは、ここまで公式戦でわずか3試合の先発にとどまり、CLでは10分間しか出場していなかった。ゴールも今夏に開催されたクラブワールドカップ以来遠ざかっていた。だが、この日はヴィニシウス・ジュニオールのシュートがポストに当たったこぼれ球を冷静に押し込み、復帰後初得点を記録。チームの勝利に大きく貢献した。
試合後、X・アロンソ監督はベリンガムの活躍を手放しで称賛した。
「ジュードは本当に素晴らしい試合をした。ゴール以上の貢献だ。日曜のヘタフェ戦でも良かったが、今日はさらに素晴らしかった。彼の競争心と危険な場面を生み出す力に感銘を受けている。彼には前線で違いを生み出すスキルと本能があるが、同時にピッチを上下動できる“ボックス・トゥ・ボックス”の選手でもある。世界で最も完成された選手の一人だ」
この試合で好守を披露していたティボー・クルトワも試合後に賛辞を送っている。
「ヴィニシウスとジュードがゴールの魔法を見せた。彼は徐々にベストの状態に戻ってきている。今日のパフォーマンスは最高だったし、もう1点取れてもおかしくなかった」
今節の結果、レアル・マドリーはチャンピオンズリーグ3戦全勝でグループ首位を堅持。次戦は11月4日にアンフィールドでリヴァプールと対戦する。



