レアル・マドリードのジュード・ベリンガムは、ラ・リーガから2試合の出場停止処分を受けたことについて、今回の件は審判団による”見せしめ”であると思いを明かした。
ベリンガムは前節、バレンシアとレアル・マドリーの試合で後半終了間際にゴールネットを揺らした際、クロスを上げる数秒前に主審が笛を吹いていたことからゴールが認められなかったことに対し、主審に抗議をしたことでレッドカードの判定を受けていた。その後、スペインサッカー連盟(RFEF)の規律委員会は、改めてベリンガムに2試合の出場停止処分を下した。
ベリンガムは水曜日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のライプツィヒ戦後、『Movistar』の取材に対して「話すのは難しい。アピールが続いているからね」と語り、今回の件に対して自身の見解を口にした。
「僕が言えるのは、笛を吹いたレフェリーの判断で何かが起こったかということだけだ。彼も人間だが、僕も人間だ。攻撃的なことは何も言っていない。僕が(リーグに来たばかりで)新人だから、彼らは(僕を)見せしめにしたいんだと感じることがある。自分の行動には責任を持たなければならない。2試合は少し馬鹿げていると思うけど、もしその2試合を欠場しなければならないなら、スタンドからチームを応援するよ」
この2試合の出場停止処分により、ベリンガムは日曜日のセルタ戦と16日のオサスナ戦を欠場することになる。


