バルセロナのハンジ・フリック監督は、日曜日にサウジアラビアで行われるスーペルコパ・デ・エスパーニャ決勝を前にした記者会見に出席。対戦相手であるレアル・マドリーのFWキリアン・エンバペの復帰の可能性について問われ、「我々の焦点は彼一人ではなく、マドリーというチームにある」と強調した。
今季、公式戦29ゴールを挙げ、クラシコでも5試合6得点と高い決定力を誇るエンバペだが、大晦日に左膝の負傷を発表。3週間の離脱が予想されると報道された中、スーペルコパ・デ・エスパーニャの準決勝を欠場することになった。
当初は今回の決勝も欠場が伝えられていた。だが、10日の報道によると、急遽チームに合流したことで出場の可能性が出てきているようだ。そんなエンバペについて問われたフリック監督は、警戒を示しつつも自らの哲学を貫く姿勢を見せた。
「私たちはいつものように適応するが、これはエンバペについてではなく、マドリードについて、そして私たちがどうプレーしたいかについてだ。私たちは自分たちの哲学、プレースタイルに集中している。私たちはバルサらしくプレーしたい。バルサのスタイルはレアル・マドリーとは異なる」
今シーズンのエンバペのパフォーマンスについては、「現時点で、エンバペは最高のストライカーだ。彼は非常に多くのゴールを決めており、世界クラスの選手だ」と称賛。一方で、10月の対戦で敗れたことについては前を向きつつ、チームの再起に自信を見せた。
「あれは1試合だけだった。その後、我々は本来の姿を取り戻し、必要な修正を行った。再び良いプレーができるようになっている。バルセロナというチームにおいて、常に勝ち続けることは極めて重要だ。私にとって大切なのは、チームが集中して取り組んでいる姿を確認すること。シーズン終了まではまだ長い道のりだが、明日は世界最高のチームの一つに立ち向かうことになる」
バルセロナは現在、公式戦9連勝中で直近5試合は無失点と好調を維持している。


