明治安田生命J2リーグが28日に第41節が行われ、ジェフユナイテッド千葉と京都サンガF.C.が対戦した。
前節終了時点で勝ち点82を稼ぎ、2位につける京都。この試合、引き分け以上で12シーズンぶりのJ1昇格が決定する中、敵地での一戦に挑んだ。最前線にはこの日も今季21点を奪うエース、ウタカが入っている。
序盤から攻勢を仕掛ける京都だが、17分にバイスが負傷。長井一真と交代となった。その後もウタカを中心に相手ボックスまでボールを進めるものの、決定機を作れない時間が続く。37分、荻原拓也のミドルシュートが枠をとらえたが、GK新井章太に阻まれた。前半はスコアレスで折り返す。
後半はテンポを上げる千葉に押し込まれる時間もあった京都だが、決定的なチャンスは作らせない。74分、ロングパスに反応したウタカが胸トラップから1人でフィニッシュまで持ち込んだが、GKのファインセーブに阻まれる。逆に75分、サウダーニャの豪快なシュートが枠へ飛んだが、バーに直撃して事なきを得た。
84分、競り合いを巡って両チーム選手がヒートアップ。試合が一時ストップする場面もあったが、スコアは最後まで動かず。0-0に終わっている。
1ポイントを獲得した京都は勝ち点83に到達。同日の試合で3位ヴァンフォーレ甲府が勝利したものの、残り1試合で4ポイント差となり、12シーズンぶりのJ1リーグ昇格を決めた。
なお、すでにJ1自動昇格を決めている首位のジュビロ磐田は、ザスパクサツ群馬とスコアレスドロー。この結果勝ち点88となり、1試合を残して今季のJ2優勝を決めている。
