京都サンガFCのFWラファエル・エリアスが日本での日々について語っている。ブラジル『terra』が伝えた。
ラファエル・エリアスは昨夏にクルゼイロから京都へと加入。J1リーグ戦15試合で11ゴールを挙げてチームを残留へと導く。すると、2025年に完全移籍が決定。開幕からリーグ戦10試合で6ゴール・3アシストの活躍を見せる。しかし、ラファエルは「当時、代理人にはクルゼイロに残りたいと伝えていた」と明かす。
「クルゼイロでは様々な出来事があり、コントロールできないこともあり、日本でのこの機会が訪れたんだ。僕にとってチャンスだと捉えた。クラブは降格圏に沈んでおり、非常に困難なミッションだとは分かっていたが、神が導きを与えてくれたからこそ、ここに来た。神は偉大なことを成し遂げるだろうと僕に告げ、その言葉を守ってくれた神に感謝している。信じられない思いだった。昨年のような経験をするとは想像もしていなかったよ」
また、京都で英雄として扱われるようになったラファエル。温かい周囲との関係性も残留を決める一因となったようだ。
「昨シーズンが終わった時、この街では『京都の救世主』と呼ばれていた。とても感動したし、このような評価をいただけて本当に嬉しかった。ファンだけでなく、クラブ全体、選手やコーチ陣からもそう思ってもらった。クラブはまるで家族のような存在で、皆が選手をとても尊敬し、サポートしてくれ、良い労働条件も提供してくれた。僕にとって、彼らから認められたことは、今シーズンも京都に残ることを決めた大きな理由の一つだね」
日本での日々について「間違いなくキャリア最高の瞬間。あらゆる面でそう思う」と語るラファエルはJリーグの特徴についても語っている。
「ここの試合は非常に激しく、トランジション、スプリント、スピードが激しい。だから、トランジションやランニングの面で、ブラジルよりもフィジカルが強いと思う。ブラジルではスピードがあり、スペースも少し広い。ここでボールを受けると、2、3人の選手がマークに来てプレッシャーをかけてくる。ここの試合はブラジルよりもはるかに速いんだ」
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