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久保建英の復帰へ動き出したバルセロナ。チャビ監督執心で接触も課題は山積み

バルセロナがレアル・ソシエダの日本代表MF久保建英の獲得に向け、接触したようだ。スペイン『アス』など各メディアが報じた。

久保は今季からレアル・ソシエダへと加入。公式戦26試合に出場し、4ゴール5アシストを記録しており、自身もこれまでのプロキャリアで最高のシーズンとなっていることを認める。

そんな中、古巣のバルセロナが久保の獲得に興味。チャビ監督が久保を高く評価しており、復帰を望んでいるという。バルセロナは、レアル・ソシエダでの契約状況について代理人に相談し、非常に複雑な手続きを踏んだ上で、次のステップに進むことが可能かどうかを判断しているようだ。

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だが、現時点でバルセロナへの復帰には課題が山積み。レアル・ソシエダは久保が自チームの選手と主張し、久保自身もクラブに溶け込み、快適に過ごしていることが一つ目の障害となっている。

また、バルセロナは経済的な問題も抱える。大物選手を売らなければ、オファーを送ることすら難しいと伝えられている。

一方で、昨季まで所属していたレアル・マドリーは復帰に向けてまだ手を出していない模様。取り戻そうとするならば、彼の契約条項の半分を支払うか、レアル・ソシエダと価格交渉をしなければならない。いずれにせよ、昨年売却した600万ユーロ(約8億5000万円)よりはるかに高い金額を支払わなければならないとのことだ。

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