元ドイツ代表MFトニ・クロースがバルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルを絶賛した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
ヤマルは15歳291日でプロデビュー。EURO2024ではクロース擁するドイツ代表とも対戦し、優勝に貢献した。昨季は公式戦55試合で18ゴール・25アシストを記録し、バルセロナの2冠達成の原動力となっている。
17歳の神童ヤマルについてクロースは「見たことがない」と認める。
「私も17歳でFCバイエルンのトップチーム入りを果たしたが、彼のレベルには及ばなかった。素晴らしいことだ。あの年齢であんなプレーは見たことがない。彼のパフォーマンスの一貫性について言っているんだ。彼の天性の才能は明らかだ」
「この少年が特別だと思うのは、ピッチで常に自分の実力を発揮しようとする意欲だ。苦しい局面でも彼は常に前に出る。17歳でそんなことができるのは普通ではない。彼は2シーズンにわたって素晴らしい活躍を見せ、特に直近のシーズンは目を見張るほどだった。彼のような少年は見たことがない」
一方で、クロースは「キャリアは短距離走ではなく、マラソンだといつも言っている」とし、こうも続けた。
「今後5~10シーズンで何が起こるか、彼が成長し続けるかどうか、そして外部からやってくるあらゆることにどう対応していくかを見守ることになる。成功はピッチ上だけでなく、外部で何が起こるかにも左右される。それは大きな影響を与えるものだ。人生の様々な側面にどう対処するかを知っておく必要があるだろう」
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