元レアル・マドリーのトニ・クロース氏がバルセロナのMFペドリを絶賛した。自身のポッドキャストで語っている。
ラミン・ヤマル、ロベルト・レヴァンドフスキ、ハフィーニャの3人は今シーズンの全大会で合計86ゴールを記録し、シーズン最終週に向けてバルサを3冠獲得の可能性に残している。しかし、クロース氏はペドリがバルセロナ成功のカギだと指摘した。
「私にとって、ペドリのような選手は、ヤマル、レヴァンドフスキ、ハフィーニャよりも重要だ。彼らは試合の結果を決めるかもしれないが、その点ではペドリは現在、彼のポジションでは世界最高の選手だ。彼がいないと、対戦相手が誰であろうと、寂しくなる選手だ。彼はただゴールを決めたりアシストしたりするだけでなく、解決策も提供してくれる」
さらに、クロース氏は「ペドリが今シーズン何をしているのか見てきた」と付け加え、このように続ける。
「リーガでは、彼と対戦相手との差はもっと激しい。彼のような選手を失ったら、すぐに分かるだろう。彼は最高だ。彼は、スペースがない時にドリブルで相手を抜き去る能力を持つ、彼のポジションのミッドフィルダーの中で数少ない選手の一人だ。ペドリのような選手は、試合のあらゆる場面でチームを助けてくれる」
また、現役時代にペドリと対戦経験もあるクロース氏は「彼はホームで僕たち（マドリー）を圧倒した。一度か二度、彼に追いつけると思った。彼はそれほど速くは見えないのに、ドリブルがあまりにも上手かったから、ファウルで止めることすらできなかったんだ。彼はメッシのような動きの速さとは違う。ペドリはそれほど速くないように見えるが、実際は速い」とスピードの違いを回顧している。