ドイツ代表MFトニ・クロースが、現在の心境を語っている。
5日のEURO2024準々決勝スペイン戦を延長戦の末に1-2で落とし、敗退に追いやられたドイツ代表。今季限りでの引退を表明していたクロースにとっては、“ラストダンス”を舞った一戦となった。
試合の翌日、クロースはSNSを通じてメッセージを発信。今年2月にドイツ代表に復帰を果たし、それ以降停滞していたチームが復活を成し遂げたと、大きく胸を張っている。
「今日、2024年7月1日の朝に浮かんだ最初の考えはこれだ:『自分が成し遂げたことがうれしい』。昨日の試合終了のホイッスルから、あらゆる悲しみと空虚感が去来しようとも、ね。僕はこのチームにここ数年間示してきた以上の可能性を見出していた。ただ、こんなにも短い時間で、タイトルを勝ち取って最高のチームの一つに戻るという実際的な可能性を手にできるなんて、思ってもみなかった」
「だからこそ、僕はこのチームが成し遂げたことが、とても誇らしい。ドイツ全体がそう感じたっていいはずだ。君たちはそのことを体験し、感じたんだから。また個人的には、ここ数週間の本当に特別な熱さと愛情に感謝を伝えたい。すごく、特別なことだったよ」
「そして最後に、一つお願いを:『ドイツは最愛の代表チームを取り戻した。どうか手放さないでくれ! このチームの旅は続いていく。悪い時期もそばに寄り添い、しっかり助けてほしい! なぜなら、君たちに一つ断言できることがあるからだ。この素晴らしい人間で構成されたグループは、勝利のために全力を尽くすんだよ』」
クロースは最後に、自身との接触で負傷したスペイン代表MFペドリへの謝罪の言葉を述べている。
「最後に、僕にとってとても大切なことを言わせてくれ:『ごめんよ。そして早く良くなってほしい、ペドリ! 当然だが自分の意図したことではなかった。早期の回復と、あらゆる幸運を願っている。君は素晴らしい選手だ』」
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