Yuya-Osako(C)Getty Images

王者神戸、開幕2試合勝ちなしに…大迫勇也が2ゴールも名古屋の土壇場PKで連続ドロー

明治安田J1リーグは22日に第2節が開催され、名古屋グランパスとヴィッセル神戸が対戦した。

今季初のホームゲームを迎える名古屋は、開幕戦で川崎フロンターレに大敗。攻撃を抑えることができずに守備が崩壊し、最終的に4失点を喫した。対する神戸は過密日程8連戦の5試合目に。開幕戦の浦和レッズ戦ではスコアレスドローに終わっている。

試合は開始20秒にネットが揺れた。神戸が敵陣右サイド深くまでボールを運ぶと、徳本がクリアで対応。こぼれ球を鍬先が拾うと鋭いクロスを共有すると、大迫が触ってゴールを奪った。

しかし、主審はオンフィールドレビューを実施。レフェリーレビューエリアで映像の確認を行うと、大迫が右肩下で触ったとされてハンドのジャッジに。VARにより主審は判定を変更。大迫の電光石火のゴールは幻となっている。

スコアレスで迎えた後半。名古屋が55分にエリア手前からのFKを獲得。徳本が左足を振り抜くとゴール左に決まり、ホームチームが先制した。

70分に神戸が右サイドからのCKを獲得。クロスをトゥーレルが頭で合わせると、大迫がファーで押し込んでスコアを振り出しに戻した。さらに75分にはフィードを佐々木が頭で逸らすと、大迫が再び決めて逆転する。

名古屋も意地を見せる。84分に浅野がエリア内で倒されてPKを獲得すると、キッカーの稲垣が冷静に決めて再び同点に。試合はこのままタイムアップ。2-2のドローで試合を終え、両者の今季初勝利はお預けとなった。

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