ボルシア・メンヒェングラットバッハのDF板倉滉は、フランクフルト移籍の可能性がやや低くなっているようだ。ドイツ紙『ビルト』が報じている。
現在28歳の板倉は、ボルシアMGとの現行契約を2026年まで結んでいる。そのためクラブとしては、移籍金を見込める今夏の売却を望んでいるとされる。国内外から関心が寄せられる中、ここ数週間はフランクフルトが新天地として有力視されていた。
フランクフルトは、以前に移籍の可能性が報じられていたドイツ代表DFロビン・コッホの後釜として板倉の獲得に動くと見られていたが、そのコッホは今月10日に新契約を締結。一方で、その後にブラジル人DFトゥタがベティスやクリスタル・パレスへの移籍報道が浮上し、再び板倉の名前が挙がっていた。
しかし、『ビルト』の新たな報道によれば、トゥタが延長オファーを断って退団する場合でも、フランクフルトは代役を外部から補強せず、既存メンバーの若手で対応する方針だという。クラブの首脳陣は、U-21ドイツ代表のナムディ・コリンズや、スイス代表DFオレル・アメンダらにその穴を埋めさせる考えで、「板倉への関心も、最近報じられていたほど熱くはない」との見方が示されている。
なお、これを受けてボルシアMG専門メディア『Gladbachlive.de』は、「板倉にとっては、新たな移籍先を探さざるを得ない状況になる可能性がある」と指摘。また、「ボルシアMGは依然として板倉の益を見込んでおり、選手本人も理想としては来季、欧州コンペティションに出場するクラブでのプレーを望んでいる」とも伝えている。
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