Ko Itakura Borussia Moenchengladbach 04202025(C)Getty Images

板倉滉のバイエルン行き報道にミュンヘン地元メディアが反応「彼のユーティリティ性は魅力的」

バイエルン・ミュンヘンは今夏、ボルシア・メンヒェングラットバッハからDF板倉滉の獲得に乗り出すのだろうか。ミュンヘン地元メディア『Merkur』が、他メディアの報道に反応を示した。

メンヒェングラットバッハなどを拠点とする地元紙『ライニシェ・ポスト』は先日、国内外の複数クラブが板倉に興味を示していることを報道。中でもブンデスリーガ内ではバイエルンやレヴァークーゼン、フランクフルト、ボルシア・ドルトムントとドイツの強豪4クラブが争奪戦を繰り広げる可能性を指摘していた。

これを受け、『Merkur』は「バイエルンが電撃補強を狙っている模様」との見出しで報道。その中で「バイエルンは守備陣に多くの負傷者を抱えており、伊藤洋輝やアルフォンソ・デイヴィスらが長期離脱中。そのため、DFの補強が急務だ」と強調した上で、板倉については「センターバックに限らず、守備的ミッドフィールダーとしてもプレー可能なユーティリティ性は、バイエルンにとって非常に魅力的な要素のようだ」と伝えている。

一方で、同メディアは、ドイツ国内のみならずイングランド、スペイン、フランス、オランダのクラブも板倉に関心を寄せている現状が「バイエルンにとって交渉を難しくする要因となるかもしれない」と指摘。とはいえ、板倉自身にとって「資金力のあるビッグクラブへの移籍は、競技面でも経済面でもメリットがある。バイエルン・ミュンヘンのようなクラブで自分の力を示すチャンスは、この日本人選手にとって非常に魅力的だろう」とした上で、「バイエルンが強力な他クラブとの争いを制し、板倉の獲得に成功するかどうかは注目されるところだ」と結んでいる。

広告