リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、現地で度々話題となる試合後のセレブレーションについて言及した。
今季のプレミアリーグでは、試合に勝利した後のセレブレーションが度々話題に。今月頭のプレミアリーグ第24節、リヴァプールとの大一番を3-1で制したアーセナルは試合終了後、本拠地エミレーツ・スタジアムのファンと喜びを爆発させた。しかし、ミケル・アルテタ監督や主将マルティン・ウーデゴールの振る舞いは『スカイスポーツ』解説者のジェイミー・キャラガー氏に「早くトンネルにもどれ」と苦言を呈されると、同じく解説者ギャリー・ネヴィル氏も「チームの未熟さを示すもの」と批判的な見解を残していた。
そしてリヴァプールも、セレブレーションに対する批判の対象に。第26節のルートン戦、前半のビハインドを後半に跳ね返して4-1で勝利した後、クロップ監督は本拠地アンフィールドのファンとおなじみとなったガッツポーズを披露して喜び合っていた。しかし、降格圏に沈むチーム相手の勝利後の祝い方には、一部で疑問の声が上がっている。
そんな中、カラバオカップ決勝前の会見に臨んだクロップ監督がルートン戦後のセレブレーションに言及。「あの試合はとても楽しかった。素晴らしい雰囲気の中で、素晴らしいパフォーマンスだった」とし、以下のように続けている。
「だからああいうことが起きたんだ。私のセレブレーションをどう思ってもらっても構わないよ。ミケル(アルテタ)が我々に対する勝利を過剰に喜んでいるとの論争は聞いたことがあるが……それは私が起こした議論ではない。誰もが思ったことをしていいんだ」
「(おなじみとなった)ガッツポーズは私が発明したわけじゃないし、著作権も持っていないし、そんなことは望んでいないよ。自分自身と周りの人のために何をするか、そして外部がそれについてどう思うかを考えるんだ。正直に言うと、もうまったく興味がないね。好きに書いていいよ」





