INAC神戸は9日、なでしこジャパンMF北川ひかるが海外移籍への準備のためチームを退団することを発表した。
JFAアカデミー福島でデビューした現在27歳の北川は、浦和レッズレディースでの3年半を経て、2018年にアルビレックス新潟レディース入り。2023年7月にINAC神戸に完全移籍した。
また、2017年に初招集されたなでしこジャパンではこれまで、13試合に出場。今夏に開催されたパリ五輪の代表メンバーにも招集され、本大会のナイジェリア女子代表戦では直接FKでのゴールも決めていた。
北川はINAC神戸の退団に際して、「INAC神戸を退団し、海外で挑戦することを決めました。1年前、海外挑戦も考えていた私に、まだ日本に残る重要性とINAC神戸での展望を伝え、迎え入れてくださった安本社長をはじめ、共に戦ってきた監督・チームメイト・スタッフの皆さんには本当に感謝しています。 ありがとうございました」と感謝を伝え、以下のようにメッセージを綴った。
「INAC神戸では今まで見たことのなかった新しい景色をいくつも見ることができました。試合に勝った時はみんなで喜び、苦しい時は「equipo!!」と言いながら乗り越えてきた日々が私にとってかけがえのない時間でした」
「そして常にチームを支えてくださっているスポンサー各社の皆さま、色々な形で支援していただいている事でサッカーに集中して取り組むことができました。素晴らしい環境を与えてくださったこと、感謝しています。最後にいつも温かい言葉と熱い声援を送ってくださった大切なファン・サポーターの皆さん、皆さんの声援は励みでもあり心の支えでした。皇后杯優勝、とても嬉しかったです!皆さんと喜び合えたことは、この先どんなことも乗り越えていける力となりました」
「これから更なる成長を目指し、海の向こうから皆さんに吉報を届けられるように努力していきます。本当にありがとうございました!」


