川崎フロンターレのMF五十嵐太陽が栃木SCへ完全移籍することが発表された。
川崎フロンターレの下部組織で育った五十嵐。2023年にレノファ山口FCへ期限付き移籍し、J2リーグ戦で経験を積んだ。2025シーズンはJ3の栃木SCへ育成型期限付き移籍。10番を背負い、J3リーグ戦37試合で9ゴールの活躍を見せた。
栃木SCへの完全移籍が決まり、五十嵐は「まずは、この1年間、温かい応援を本当にありがとうございました。シーズンを通して出場したにもかかわらず、結果で応えられなかったことを悔しく思ってます。自分を必要としてくれたこのクラブのために、責任と覚悟を持って、ピッチの上で闘うことを決めました。今年の悔しさを糧にJ2昇格という目標に向かって、栃木SCに関わるすべての人がひとつになって共に闘いましょう!メリークリスマス!」と感謝を述べた。
また、少年時代から過ごしてきた川崎Fに向けて以下のようにコメントを残した。
「このたび、川崎フロンターレを離れる決断をしました。小学4年生でフロンターレに入ってから、13年間ありがとうございました。アカデミー時代、素晴らしいトップの選手たちを等々力や麻生で観て、自分もあんな選手になりたいと強く思い、仲間たちと切磋琢磨し、常にフロンターレのトップを目指し、目標にしてきました」
「高校2年生のとき、サッカーをやめようと話をした時に、毎日電話をして引き留めてくれた長橋さんには感謝の気持ちでいっぱいです。長橋さん、佐原さん、関さんをはじめ、アカデミースタッフの皆さん。自分がプロになれたのも皆さんのおかけです。本当にありがとうございます」
「そしてプロ1年目、素晴らしい先輩たちの背中を見て、お手本になることだらけでした。3年前、成長して帰ると山口へ行きましたが、成長した姿をフロンターレのユニフォームを着て、等々力のピッチで見せることができず悔しいです。応援してくれたファン・サポーターの皆さん、川崎フロンターレに関わるすべての皆さんに感謝します。また会いましょう」
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