kobe ogihara(C)Getty images

扇原貴宏のスーパーFKが決勝弾に!神戸が2試合ぶり勝利…敗れた2位・柏は3試合勝利なし

明治安田J1リーグは31日に第19節が行われ、柏レイソルとヴィッセル神戸が対戦した。

前節までに勝ち点34を稼いで2位と好調の柏と、前節連勝がストップして6位につける神戸。上位を争う両チームが三協フロンテア柏スタジアムで激突した。

試合は序盤から攻守の入れ替わりが激しい展開になると、18分に神戸が先制。CKの混戦から柏守備陣が弾ききれずにいると、最後はマテウス・トゥーレルが頭で押し込んだ。しかし、柏もすぐさま反撃。26分、ボックス内に侵入した原田亘が鋭いシュートを突き刺した。3バックの選手による攻撃参加で、大きな同点弾が生まれている。

互いに点を取り合った後は、追いついた柏がボールを握る展開に。しかし、次のゴールは神戸だった。40分、ゴールやや遠い地で獲得したFKを扇原貴宏が直接狙うと、強烈なシュートがGKの手を弾いてネットを揺らした。見事な直接FK弾で、アウェイチームがリードして前半を折り返した。

1点を追いかける柏は後半から2選手を入れ替えると、49分に山田雄士が際どいシュートを放つと、その直後のセットプレーでも原田亘が飛び込んでヘッドを放つ。一方の神戸は60分、ドリブルで相手をかわした宮代大聖が際どいシュートを放っている。

その後も一進一退の攻防が続く中、追いかける柏は79分にアクシデント。後半から出場してチームの攻撃を担っていた手塚康平がプレー続行不可能に。担架でピッチを後にし、中川敦瑛との交代を強いられた。

柏は最後までゴールを目指し、ボックス内でチャンスを作っていったが、神戸の集中したDF陣を崩すまでには至らず。すると後半アディショナルタイム、佐々木大樹が勝負を決定づける見事なシュートで3点目。神戸が3-1で勝利を飾った。

この結果、神戸は2試合ぶりの勝利で勝ち点を30まで伸ばすことに成功。一方で3試合勝利なし(1分け2敗)となった柏は、同34のままとなっている。

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