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1月は放出拒否も…三笘薫、来夏はビッグクラブ争奪戦が必至?番記者「ブライトンの決意が試される」

ブライトンFW三笘薫の去就について、『The Athletic』でブライトン番記者を務めるアンディ・ネイラー記者が分析している。

今季就任したファビアン・ヒュルツェラー監督の下、プレミアリーグ全24試合に出場して5ゴール3アシストを記録する三笘。しかし、1月の移籍市場では去就が話題に。『The Athletic』によると、サウジアラビアの強豪アル・ナスルが最初は5400万ポンド(約104億円)、続いて6100万ポンド(約117億円)の正式なオファーを送っていたという。それでも、いずれのオファーもブライトンが拒否したことが伝えられている。

そしてネイラー記者は、1月のアル・ナスル移籍が実現しなかった理由について「もし三笘が移籍に熱心だったら、ブライトンが巨額オファーを断るのは難しかっただろう。重要なのは選手の希望であり、サウジアラビアへ行けば巨額の給与を受け取るのは確実だったが、彼のモチベーションはお金ではなくキャリアアップだ」と指摘。さらに「ブライトンとしても最も重要なアタッカーの1人であり、代役確保の時間がない冬の移籍市場を嫌っている。1度目のオファーの後、移籍を仲介するサウジ・プロリーグ会長に興味がないことを直接伝えている」と伝えた。

そのうえで、同記者は三笘の今後について分析。「サウジは三笘の関心を集めなかったが、夏に状況は変わるかもしれない」と予想している。

「ブライトンの高額での売却はすべて、緊急時の対応に時間がかけられる夏に行われてきた。2022年にはイヴ・ビスマ(→トッテナム)、2023年にモイセス・カイセド(→チェルシー)やアレクシス・マクアリスター(→リヴァプール)が良い例だろう」

「昨夏には9選手の獲得に2億ポンド近く費やすという前例のない投資を行ったブライトンではあるが、来夏の話題は再びビッグクラブの関心を集める自チームの選手に戻るだろう。そしてそのリストの上位には、三笘がいるはずだ」

また同記者は、「ブライトンからすれば、三笘であれジョアン・ペドロであれ、将来的に有利な取引ができる可能性があるのに、1月のタイミングで手放す理由はない」とも分析。そして「サウジアラビアのオファーを2度拒否した決意は、夏に再び試されるだろう」とし、シーズン終了後には多くのビッグクラブからオファーが届くと予想している。

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