England v Wales - International FriendlyGetty Images Sport

ケインのバロンドール13位に…トゥヘル監督「より上位になるべき。個人賞は好きではない」

イングランド代表のトーマス・トゥヘル監督はFWハリー・ケインのバロンドール順位に衝撃を受けたようだ。

ケインは昨シーズン、バイエルンのブンデスリーガ優勝に貢献。全公式戦で41ゴールを記録し、そのうち26ゴールをブンデスリーガで記録し2度目のゴールデンブーツ賞を獲得した。また、バイエルンでは通算106試合で103ゴールを記録している。

ケインはイングランド代表でも通算得点記録を74としており、目覚ましいレベルを維持していることを考えると、世界最高の選手のリストを作成する際に、ケインはもっと重要な位置を占めるべきだと多くの人が考えている。トゥヘル監督も同意見で、最新のバロンドール投票でケインが13位に終わったことについて、イングランド代表監督はこう述べている。

「チームスポーツにおける個人賞はあまり好きではない。サッカーでしか勝てないと心から信じているからだ。出場選手もチームもチームプレーヤーとしては大きすぎる。しかし、ハリーは真のチームプレーヤーであり、その活躍は際立っている。ですから、13位より上位にランクされるべきだ」

また、ケイン自身は将来のバロンドール獲得に向けて、ゴールへの執念を燃やし続けている。「もちろん、バロンドールを獲得したい。基本的に、これはチームで最も優秀な選手が獲得するトロフィーなので、シーズンの成績がどうであれ、今回はチャンピオンズリーグ優勝かワールドカップ優勝が目標になるだろう」と語っている。

なお、ケインは軽い打撲を抱えているため、9日のウェールズ戦は欠場。しかし、2026年のワールドカップ本戦が間近に迫る中、クラブと代表でメジャータイトルを獲得することを見据えている。

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