現役時代にチェルシーで活躍した元フランス代表DFフランク・ルブーフ氏が、同クラブのドイツ代表MFカイ・ハヴェルツに批判的な意見を述べた。
レヴァークーゼンで台頭してドイツ代表でも主力を務めるハヴェルツは、今夏にボーナス込み推定7000万ポンド（当時約99億円）でチェルシー入り。9月23日のEFLカップ3回戦、バーンズリー戦でハットトリックを記録し、10月17日のサウサンプトン戦でもプレミアリーグ初ゴールをマークするなど、イングランドで順調な滑り出しを見せたかと思われた。
しかし、その後はリーグ戦でゴールやアシストはなし。直近のプレミアリーグ第13節、1-2で敗れたウォルヴァーハンプトン戦でも低調なパフォーマンスに終始した。
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現役時代にチェルシーで191試合に出場したルブーフ氏は、ハヴェルツについて、「私はいくつかのことを前にも指摘したが、ほぼ試合から消えているじゃないか」と『ESPN』で口にし、厳しい目を向けた。
「フランク・ランパード監督は『彼に時間を与えるべき』だと言う。でも私には彼が、欲求や闘争心をもって自信を取り戻そうとしているようには見えないんだ。ティモ・ヴェルナーも良いパフォーマンスができていなかったよ。でも彼については、一生懸命に何かを変えようとしているのが見て取れるんだ。ハヴェルツはそうしようとしているように見えない。だから心配なんだ」
「彼に支払った移籍金を忘れてはならない。まだ21歳とはいえ、昨季に加入した選手もそれほど適応に時間はかからず、既に強い影響力を示している選手もいる。ハヴェルツが今、何をしているのか私は知らない。でも答えがほしい」
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