ユヴェントスに所属するイタリア代表MFフェデリコ・キエーザは、今夏にユヴェントスを退団する見込みのようだ。
現在26歳のキエーザは、2020年にフィオレンティーナからユヴェントスに加入。2年間のレンタルを経て完全移籍に移行、これまで公式戦131試合に出場して32ゴール23アシストを記録し、2度のコッパ・イタリア制覇に貢献している。
しかし、ユヴェントスとの現行契約は2025年6月までとなっており、契約延長交渉も進まず。移籍専門記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏は先日、キエーザの代理人がローマ幹部と面会することを伝えていた。
そして移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者は、キエーザの現状についてアップデート。チアゴ・モッタ新監督はキエーザをプロジェクトの重要な一部とは考えておらず、ユヴェントスが今夏に売却を進める可能性が高いと指摘した。
さらに、代理人との面会が報じられていたローマは、キエーザへ長期契約オファーを提示したとのこと。ユヴェントスとのクラブ間交渉がまとまった場合、本人はローマへの移籍に前向きだという。その他にはナポリの名前も挙がっていたが、現在交渉中のクラブはローマのみのようだ。今後の動向に注目が集まっている。


