rabiot juventus(C)Getty Images

ユヴェントスがホームで痛恨の敗戦、3戦勝ちなし&13位転落…ポグバ2度目のデビューはお預けに

セリエAは29日に第20節が行われ、ユヴェントスはモンツァと対戦した。

不正会計疑惑で衝撃の勝ち点「-15」処分を受けたユヴェントス。上位争いから一気にボトムハーフに転落し、また直近のセリエA2試合では計8失点を喫するなど勝利なし(1分け1敗)。後半戦へ向けきっかけを掴みたい中で迎えた昇格組モンツァとの一戦では、好調のディ・マリアが先発入り。そしてケガから戻ってきたヴラホヴィッチ、さらにポグバが加入後今季初めてベンチ入りしている。

序盤から何度かチャンスを作ったユヴェントスだったが、10分にクロスのこぼれ球を拾われ、最後はコースをうまく作ったカプラーリにニアを撃ち抜かれる。これはVARレビューの結果オフサイドとなり、判定に救われる形となる。しかし18分、マーチンのスルーパスからチューリアに先制点を奪われた。

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追いかける展開となったユヴェントスだが、その後はボールを動かされる時間が続く。キーンを狙ったカウンターもなかなか機能せず、30分のガッティのシュートもゴールにはつながらない。すると39分、アウグストの中央突破から最後はモタに決められ、2点ビハインドで前半を折り返す。

苦しむユヴェントスは後半開始から3枚替え。ロカテッリに加えてイリング・ジュニオール、スーレ(共に19歳)と若手選手を投入。状況の打開を図る。さらに58分にはキーンに代えてミリクを投入し、ゴールを目指す。しかし62分のロカテッリのシュートもGKディ・グレゴリオのファインセーブに阻まれた。65分、最後のカードでヴラホヴィッチを送り出し、勝負に出る。

攻め続けるユヴェントスだが、75分のディ・マリアの強烈なミドルもGKディ・グレゴリオのスーパーセーブに防がれた。78分にはセットプレーの混戦からネットに押し込んだものの、オフサイドでノーゴール。さらに交代枠を使い切った中でミリクが足を痛め、厳しい状況に。このまま反撃できず、ホームで0-2と敗れている。

9月の前回対戦でもモンツァに0-1と敗れていたユヴェントスだが、これでリーグ戦で痛恨のシーズンダブルを喫することに(コッパ・イタリアでは2-1勝利)。3試合勝利なしで勝ち点23のまま、モンツァにかわされて13位まで転落した。

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