ユヴェントスとミランがフェデリコ・ベルナルデスキとアレッシオ・ロマニョーリのトレードを検討するようだ。『Goal』の取材で明らかになった。
ベルナルデスキとロマニョーリはともに今夏を過ぎれば現行契約は残り12カ月を切る。しかし、いずれの選手も所属クラブとの契約延長交渉が停滞しており、去就が不透明とされる。そんな中、すでに新シーズンに向けての準備を進める両クラブは、双方にとって有益な取引としてイタリア代表同士のトレードを見据えるようだ。
2017年にフィオレンティーナからユヴェントスに加入したベルナルデスキだが、期待されていたほどの成長が見られず。今シーズンは36試合でプレーするが、そのほとんどが途中出場であり、また自身が得意とする10番のポジションでチャンスを与えられない状況が続く。そのため、同選手はトリノから離れて新たな挑戦を始める意思があると予想されている。
一方、ミランの主将を務めるロマニョーリは、ここまで負傷による離脱はあるものの公式戦28試合でプレー。躍進するステファノ・ピオリ監督率いるチームに欠かせない存在として活躍してきたものの、今冬のフィカヨ・トモリ加入以降、序列を落とす。
チェルシーから期限付きで加入するイングランド代表DFの完全移籍を目指すクラブは、ロマニョーリの放出に前向きな考えを持つ。さらに、前所属先のローマとの取引の中に将来的な移籍金の30%を支払う条項が含まれていることから、ミランにとってトレードが最善の形であると考えられている。
セリエA10連覇が絶望的となるユヴェントスは今夏の移籍市場でジョルジョ・キエッリーニの長期的な代役を求めており、26歳のロマニョーリが理想的なオプションになり得る模様。一方のミランは、攻撃陣の層を厚くするためにベルナルデスキの獲得に強い関心を抱くと予想される。
なお、ユヴェントスとミランは、両選手の代理人であるミーノ・ライオラ氏同席の下、今後話し合いの場を設けることになるようだ。
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