ユヴェントスがジョナサン・デイヴィッドの獲得に迫っている。
昨シーズンのセリエAで優勝争いから大きく後れを取ったものの、最終的に4位フィニッシュを飾って新シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得したユヴェントス。昨シーズン途中から就任したクラブOBイゴール・トゥドール監督の下、6シーズンぶりの覇権奪還に向けて移籍市場を利用してチームの強化を目指している。
ヴィクター・オシムヘンやジェイドン・サンチョなどへの興味が報じられるユヴェントスが現在強い関心を寄せているのがデイヴィッド。フランスのリールで得点を量産した同選手は、今夏に契約満了に伴ってクラブを退団した。これを受け、プレミアリーグ勢やナポリなどからの関心が届いていた。
そんな中、『スカイスポーツ・イタリア』などによると、5月から行われていたユヴェントスとデイヴィッドによる交渉がようやく合意に達した模様。同選手は4日に現地入りしてメディカルチェックを行い、2030年夏までの5年契約を結ぶことになる見込みだ。なお、この移籍はフリートランスファーのため、移籍金は発生しない。
さらに、ユヴェントスは今冬の移籍市場でパリ・サンジェルマンから期限付きで獲得したランダル・コロ・ムアニの再獲得に向けても交渉中。両クラブは買取オプションの付帯する期限付き移籍に関して話し合いを実施しているが、イタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、フランスのクラブは完全移籍、もしくは買取義務の付帯する期限付き移籍を望んでいるとされている。
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