ユヴェントスのフェデリコ・キエーザが今夏に新天地を求める可能性が高まっている。
元イタリア代表FWエンリコ・キエーザを父に持つキエーザは、フィオレンティーナの下部組織からファーストチームデビュー。その後、活躍が認められて2020年夏に2年間の期限付き移籍を経て、ユヴェントスに完全移籍した。2021年にはEURO2020でイタリア代表の優勝に貢献した同選手は、昨シーズンに公式戦37試合で10ゴール3アシストを記録して、チームのコッパ・イタリア制覇やセリエA3位フィニッシュに貢献した。
しかし、今夏の移籍市場でキエーザの去就に注目が集まる。新たに就任したチアゴ・モッタ監督の下で、同選手は放出候補の1人になっており、新天地を求める可能性が高まっている。
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そんなキエーザは、3日の2-2で終わったブレスト戦でベンチ外に。これを受け、試合後に『スカイスポーツ・イタリア』のインタビューで同選手について問われたモッタ監督は、イタリア代表FWを放出する考えに変わりがないことを強調した。
「キエーザは移籍の理由でメンバーから外れ、ここにいなかった他の選手たちと同様だ。負傷しているファビオ・ミレッティは例外だ。彼らに対しての我々のスタンスは明白だ。彼らには才能があるが、よりプレー時間を得ることのできるオプションを見つけなければならない。キエーザと他の選手たちに対する決定はすでに下されている」
なお、キエーザに対してはリヴァプールやナポリ、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、ニューカッスル・ユナイテッドなどのビッグクラブが関心を寄せると伝えられている。