ユヴェントスはここ数日、バルセロナと契約解除の可能性が浮上しているオランダ代表FWメンフィス・デパイの動向を追っている。8日、『GOAL』の取材により明らかとなった。
セリエA開幕が迫る中、ユヴェントスは移籍市場において、非常に活発な動きを見せている。現在、MFアドリアン・ラビオのマンチェスター・ユナイテッド移籍や、MFアルトゥールの放出に取り組む一方、補強についても検討。獲得が目前に迫るフランクフルトのMFフィリップ・コスティッチに加えて、ここ数日、バルセロナのメンフィスの名前も浮上している。
ユヴェントスは、オランダ代表FWの代理人から売り込みを受け、選手の特徴を分析しつつ、今後、獲得に乗り出すかどうかの検討を行っている。メンフィスは、バルセロナと今シーズン終了後までの契約を結ぶが、スペインのクラブにおいて、攻撃陣は定員オーバーの状態。このため放出候補の筆頭として、メンフィスの退団が囁かれている。さらには契約解除の可能性もあることから、ユヴェントスにとって、大金を投じることなく、コストゼロで選手を獲得するチャンスとなるかもしれない。
リヨンでブレイクを果たすと、2021年にバルセロナへと移籍した28歳のメンフィス。センターフォワードやウィングなど前線の複数のポジションをこなし、ユーティリティ性の高いFWと言える。ユヴェントスは選手を高く評価しており、今年1月の移籍市場においても獲得に乗り出した過去がある。半年前は、代理人からトレード要員として打診を受けたものの、破談に終わったが、果たして今回、メンフィスのユヴェントス移籍は実現するのか、今後の動向は注目されるところだ。
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