ユヴェントスは、主将ダニーロの退団を発表した。
2019年夏にマンチェスター・シティからユヴェントスに加入したダニーロ。1年目からセリエA優勝に貢献したりと、在籍した5シーズン半にわたって公式戦213試合に出場した同選手は、2023-24シーズンから退団したレオナルド・ボヌッチに代わって外国人選手として約60年ぶりにチームキャプテンを託されていた。
しかし今シーズン、チアゴ・モッタ監督が就任すると、ダニーロは先発から外れて控え要因に。グレイソン・ブレーメルら守備陣に負傷者が出る中、出番を増やし、公式戦16試合に出場したが、12月中旬のヴェネツィア戦を最後にピッチに立てない状況が続いていた。
これを受け、ダニーロがモッタ監督の構想外になったことが明らかになり、今冬の移籍市場で退団する可能性が決定的に。フットボールディレクターのクリスティアーノ・ジュントーリ氏も同選手の売却に前向きであることを明かしていた。
そして27日、ユヴェントスはダニーロと双方の合意により契約を解消したことを発表した。
なお、ユヴェントスから退団したダニーロは、フラメンゴ移籍に近づいている模様。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、同選手は母国ブラジルのクラブと2年契約を結ぶ見込みで、28日に現地入りする予定であると伝えられている。


