Vlahovic Juventus GenoaGetty

CL出場権争い窮地のユヴェントス…カペッロ氏、退場のヴラホヴィッチに苦言「なぜあのイライラ? 」

名将ファビオ・カペッロ氏が古巣ユヴェントスについて見解を示した。25日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

直近のセリエA8試合でわずか1勝にとどまり、インテルとのスクデット争いから脱落して3位へと後退したユヴェントス。背後には好調のボローニャやローマが迫る中、次節で新指揮官イゴール・トゥドールが就任したばかりのラツィオとのビッグマッチを迎える。

そんな中、OBのカペッロ氏がマッシミリアーノ・アッレグリ監督のチームについて語った。

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「ラツィオ対ユヴェントスは、両指揮官にとって難しく重要な試合になるだろう。トゥドールは良いスタートを切らなければならず、アッレグリはポイント獲得を必要としている。獲得できなければ、チャンピオンズリーグ(CL)出場が危機にさらされることになる。ユーヴェがこのまま結果を出すことができなければ、転落が待っている。下り坂でブレーキをかけることは間違いなく難しいだろう」

さらに、カペッロ氏は前節ジェノア戦の試合終了間際に2枚のイエローカードを受けて退場処分となったFWドゥシャン・ヴラホヴィッチに言及した。

「(アルカディウシュ)ミリクに加えてヴラホヴィッチも不在となるのは厳しい。スタディオ・オリンピコでマックスが起用できるセンターフォワードは、何カ月もの間90分間プレーしていない(モイーズ)キーンただ1人だ。しかしジェノア戦でのヴラホヴィッチの退場の仕方には疑念が残る。なぜあのようにイライラしているのかね? 」

一方、批判が向けられているFWフェデリコ・キエーザについては、擁護する姿勢を見せた。

「キエーザは悪いように見えない。よく動いているし、やるべきことをやっている。ただ、爪痕を残そうとするからこそ、判断をやや急ぎ過ぎているのかもしれないね。彼が批判されていることは知っているが、私は賛同できない」

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