ユヴェントスOBのレオナルド・ボヌッチ氏が、イタリアのポッドキャスト番組「Passa dal BSMT」に出演し、元同僚のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドにまつわるエピソードなどを明かした。
2023-24シーズン限りで現役引退を迎えたボヌッチ氏は、イタリアのポッドキャスト番組のインタビューで、2018年夏から3シーズンにわたって同僚だった39歳のC・ロナウドについて語った。
「クリスティアーノには、世界レベルのブランドという意味でアップグレードしてもらった。彼の加入により、ユーヴェは、(ジネディーヌ)ジダンや(アレッサンドロ)デル・ピエロのような極めて偉大な並外れた選手がいた時にもなかったような、途方もないメディア効果があった」
「彼の何が最も印象に残ったか? 間違いなく、彼のコンスタントで粘り強いトレーニング姿勢だ。彼はコンディションを維持するために、練習のルーティーンを一日も欠かさなかった。時には疲れていて、トレーニングではなく、マッサージを好みたくなる時もあるだろう。だが彼はロボットだった。尊敬に値するよ。あれを毎日、20年間やり続けているんだ。今現在もね」
続いてボヌッチ氏は、今夏からユヴェントスの指揮を執るイタリア代表の元同僚チアゴ・モッタについて語った。
「彼が監督になると思ったことはあったか? ああ、2012年のEUROの時にね。代表では口数が少なかったが、彼のプロ意識や人間性から、素晴らしい人物であることは明白だった。グループステージのスペイン戦を1-1の引き分けで終えると、彼はロッカールームへ戻ってきて、みんなを静かにさせた」
「そして『今日のような僕らなら、決勝へ行ける。そこでスペインと互角に戦える』と言ったんだ。その通り、イタリアは決勝へ進出した。彼がカリスマ性を持っていることが分かったよ。強くて素晴らしい選手だったが、過小評価されていた。だが彼は、他の誰よりも頭脳に優れていたんだ。アンドレア・ピルロと少し似ていて、他の選手たちよりも3秒早くカルチョを読んでいた。サッカー頭脳は個人やチーム全体のクオリティを飛躍させるが、ものすごいものだよ」
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