Bonucci JuventusGetty

ボヌッチ氏が明かす1年前のユヴェントス退団「逃げるように去った。あれはパワーゲーム」

元イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ氏がイタリアのポッドキャスト番組「Passa dal Bsmt」に出演し、古巣ユヴェントスにまつわるエピソードを明かした。

2023-24シーズン限りでフェネルバフチェを退団し、現役生活に終止符を打ったボヌッチ氏。37歳の元イタリア代表DFは昨夏、合計12シーズンにわたって所属したユヴェントスを追われるように退団することを余儀なくされたと主張している。

「私はほとんど逃げるように去らなければならなかった。誰かがこんな結末になるべきだと決めていたんだ。とある個人の意向であり、私にはふさわしいものではなかった。ユーヴェのために尽くし、多くを期待してきただけに、確実に消えない傷だ」

「ユーヴェも私に多くを与えてくれたが、こんな形で終えなければならなかったことは本当に想像しておらず、痛手だった。つらかったよ。いまでも話していて残念な気持ちになる。私よりもユーヴェでの貢献が少なかったとしても、ふさわしい褒賞を得た者もいたのにね」

ボヌッチ氏は自身を退団へと追い込んだ人物の名前を明かさなかったが、イタリア紙『トゥットスポルト』などは当時チームの指揮を執っていたマッシミリアーノ・アッレグリ氏であると指摘している。ユーヴェOBは、昨夏にディレクターとしてやって来たクリスティアーノ・ジュントリ氏とのやり取りも明かした。

「ジュントリはやって来たばかりで、他に選択肢がなかったのだろう。私は彼から『君は構想外だ。トップチームに入れない』と言われたんだ。通算500試合以上に出場してきて、こんな形で別れの通告を受けるなんて、ほとんど冗談に思えたよ。だがすべて現実だったんだ。いまでも説明がつかないように思えるが、あれはパワーゲームだったんだ」

「ただ、私のユヴェントスでの行程は、まだ終わっていないかもしれない。監督になろうと考えた時、思い浮かぶのはあのベンチだからね。ユヴェントスのような重要なチームのベンチに座ることは夢なんだ。それに、ユーヴェとの物語はまだ終わっていないと考えたい」

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