元ユヴェントス指揮官マッシミリアーノ・アッレグリ氏の代理人を務めるジョヴァンニ・ブランキーニ氏が、元イタリア代表DFフルヴィオ・コッロヴァーティ氏のユーチューブチャンネルのインタビューに応じて語った。
アッレグリ氏が率いたユヴェントスは昨シーズン、前半戦までインテルとスクデット争いを繰り広げたものの、今年2月の直接対決での敗戦をきっかけに失速。インテルの独走を許したうえ、ミランに追い抜かれて3位でフィニッシュした。だが、長らくアッレグリの代理人を務めてきたブランキーニ氏は、近年のユヴェントスのトップチームには限界があったと指摘している。
「近年のユーヴェのトップチームは、クラブが思わせようとしていたほど完璧ではなかった。さもなければ、今夏、このような補強をしなかっただろう。単純に、これ以上の結果を残せるような組織ではなかったのだと考える」
また、ブランキーニ氏は、アッレグリ氏が2021年夏、レアル・マドリーからのオファーに断りを入れてユヴェントス指揮官に復帰した選択を振り返った。
「彼はハートの決断をしたんだ。ユヴェントスでは、4年間かけて、レアルの3年間で稼げる金額を下回るしか稼げないと分かっていての決断だったからね。アッレグリはユーヴェの組織を再建しなければならなかったが、そのための材料が揃っていなかった。それでも彼は、レアルとサインしなかったことを後悔したことは一度もない」
元ユーヴェ指揮官の代理人は、アッレグリが現場復帰を望んでいることにも言及。「アッレグリは、自身の特徴や考えを生かして指導できる興味深いプロジェクトを求めている。彼は自身の仕事を愛しているので、重要なプロジェクトを待っている」と売り込んだ。
.jpg?auto=webp&format=pjpg&width=3840&quality=60)

