ジョゼ・モウリーニョ監督は、これからも指揮官としてのキャリアを続けることへの熱意を語った。
2002年にポルトの指揮官に就任し、その後チャンピオンズリーグ制覇を成し遂げたモウリーニョ監督は以降、チェルシーやインテル、レアル・マドリーで大きな成功を収める。その後もビッグクラブであるマンチェスター・ユナイテッドやトッテナムを経て、2021年にローマの指揮官に就任すると、1年目からクラブにとって初のヨーロッパタイトルとなるヨーロッパ・カンファレンスリーグ制覇を成し遂げ、翌年にはヨーロッパリーグ決勝進出を果たす手腕を見せた。
しかし、モウリーニョ監督にとっての鬼門である“魔の3年目”を迎えた今シーズン、チームは思うような戦いができず、1月中旬にローマは同指揮官の解任を決断。以降、61歳のポルトガル人指揮官は無所属の状態が続いている。
フットボール界で最も成功を収めた指揮官の1人でもあるモウリーニョ監督はこの度、イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏との会談の中で、自身の計画について問われ、新たな挑戦をする準備ができていると主張した。
「私はスタートを切る準備ができている。クラブにいるときには、ときどき休息やプロセスを考えることが必要だと感じたりするものだ。しかし、私は(ローマから)離れた次の日から、次に進む準備ができていた。私は強さを感じているし、良い感じだ。私は働くことが大好きで、しっかりと準備できている。しかし、間違った判断をしたくはないし、感情や情熱だけで何かを受け入れることはできない。我慢しなければならない。今、3月や4月に何かが起きることはとても、とても難しい。私の目標は今度の夏にスタートを切ることだ」
そんなモウリーニョ監督に対しては、プレミアリーグ勢からの興味が届いている。今シーズンに苦戦を強いられるエディ・ハウ監督率いるニューカッスル・ユナイテッドや、同指揮官の古巣であり、高額な移籍金を費やすもマウリシオ・ポチェッティーノ監督の下で結果の伴わないチェルシーが今夏にポルトガル人指揮官の豊富な経験を必要とする可能性があると伝えられている。
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