パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督がヨハン・クライフ・トロフィーを受賞した。
フットボール界最大のイベントの1つであるバロンドール授賞式。1956年に創設されたこの偉大な賞では、これまでに複数の賞が新設されてきたが、2024年から男女の最優秀監督に贈られる賞、ヨハン・クライフ・トロフィーが新たに加わった。その最初の受賞者として、昨年の同賞には当時レアル・マドリー指揮官で現在ブラジル代表を率いるカルロ・アンチェロッティ監督が輝いた。
22日のバロンドール授賞式で、2025年男子ヨハン・クライフ・トロフィーの受賞者が決定。昨シーズンにPSGを指揮して、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ優勝をはじめ、リーグ・アン優勝やクープ・ドゥ・フランス制覇の3冠にクラブを導いたエンリケ監督が同賞に輝いた。
ルイス・エンリケはビデオメッセージで「多くの方々に感謝の意を表したいと思います。まずは家族に感謝したいと思います。彼らにとっても特別な賞です。そして、パリ・サンジェルマンの皆さんにも感謝したいと思います。皆さんのおかげで今のこのクラブが築かれています。そしてもちろん、選手たちにも感謝します。彼らは素晴らしい一年を成し遂げました。二人の特別な人に感謝したいと思います。いつもチームを気遣ってくれるナセル・アル・ケライフィ会長と、ルイス・カンポス氏。私たちは常に特別な関係を築いてきました」と感謝を述べた。
なお、男子ヨハン・クライフ・トロフィーにはエンリケ監督の他、ナポリをセリエA優勝に導いたアントニオ・コンテ監督、バルセロナで国内3冠を成し遂げたハンジ・フリック監督、チェルシーでカンファレンスリーグとFIFAクラブワールドカップを制したエンツォ・マレスカ監督、リヴァプールを率いてプレミアリーグ王者に輝いたアルネ・スロット監督が候補に入っていた。


