明治安田生命J1リーグ再開直前の7月1日、Jリーグによる「2020Jリーグリモートカンファレンス」が開催。その模様が『DAZN（ダゾーン）』で配信された。
新型コロナウイルスの影響で2月下旬の開幕節を最後に中断となっていたJ1だったが、7月4日にいよいよ再開。オンライン会議システムを用いて行われた「2020Jリーグリモートカンファレンス」には、J1各クラブの選手たちがそれぞれ1名ずつ出演した。
西岡明彦氏がMC、Jリーグ副理事長の原博美副理事長がコメンテーターを務める今回のカンファレンスは2部に分かれており、第1部ではJ1再開に際しての見どころ紹介などが行われたほか、すでに再開したJ2から京都サンガF.C.のDF森脇良太が登場してリモートマッチについて感じたことなどを軽快なトークとともにコメント。
続いてゲストに迎えられた日本代表を率いる森保一監督は、Jリーグ再開に向けたエールだけでなく、新型コロナが代表チームに与える影響にも言及。さらに、欧州各国リーグでも中断が明け、フランクフルトMF鎌田大地やマジョルカMF久保建英らが印象的なパフォーマンスを披露していることについて、次のように満足感を示した。
「コロナで中断していたその後に、みんながチームで頼られる存在になっている。しっかり自分を高める、維持することができているとプレーで見せてくれている。（久保）建英もそうですし、鎌田（大地）もそうですが、若い選手が世界に可能性を示している」
そして、第2部ではJ1・18クラブの選手が1名ずつ登場し、中断期間中の思いや再開に向けた意気込みを語った。横浜F・マリノス優勝の立役者となり、リーグ得点王＆最優秀選手に輝いたFW仲川輝人は「難しくなると思いますけど、それを乗り越えてチーム一丸となってやっていければいいと思います」と前向きなメッセージを発している。
カンファレンスの最後には、日本プロサッカー選手会会長としてサガン鳥栖MF高橋秀人、Jリーグの村井満チェアマンが挨拶。村井チェアマンはファン・サポーターやクラブ、選手、スポンサーなど周囲への感謝を表し、コロナ対応で「世界的にも注目が集まっている」日本のトップリーグの運営を成功させたい思いを強く主張した。
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です
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