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名古屋グランパスと浦和レッズの3連戦初戦、ルヴァンカップ準々決勝第1戦はドロー! リーグでの直接対決経て第2戦へ

JリーグYBCルヴァンカップは3日、プライムステージ準々決勝第1戦の名古屋グランパスvs浦和レッズが行われた。

3日のルヴァン杯準々決勝第1戦と10日の第2戦に加え、6日の明治安田生命J1リーグ第24節でも直接対決が組まれており、8日間で3連戦となる両チーム。その1戦目に向けて名古屋は仙頭啓矢やレオ・シルバ、永木亮太ら、浦和は松尾佑介や岩尾憲、ダヴィド・モーベルグらを先発起用した。

立ち上がりから主導権を握る浦和は7分に決定機を作る。ボックス右でボールを持ったモーベルグが中央に折り返すとニアを通り過ぎたボールに反応したフリーの松尾が右足でシュート。しかし、オフサイドポジションにいた小泉佳穂に直撃して笛が吹かれる。

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徐々に攻勢を強める名古屋には18分にチャンスが訪れた。ボックス右でパスを受けた仙頭が中央に折り返すと石田凌太郎が頭でジャストミート。しかし、ここはGK鈴木彩艶がファインセーブでしのぐ。

互いに積極的な姿勢が目立つ展開の中、先にネットを揺らしたのは浦和だった。36分、右サイドでボールを持ったモーベルグが左足でインスイングの速いクロスを供給すると松尾がボックス内で反応。右足のダイレクトで合わせて先制点をマークした。

1点差の展開で迎えた後半は互いに選手を入れ替えながらゴールに迫っていく。59分、素早い連係からボックス左に抜け出した仙頭がGK鈴木彩艶を引き付けながら中央に折り返し。森下龍矢が確実に決めて名古屋が追いつく。

終盤にかけてもオープンな展開で推移して白熱する試合だったが、両チームともにチャンスを作りながらも次の1点を奪うことができず。同点のまま試合が終了した。

第2戦は10日に埼玉スタジアム2002で開催予定。アウェイゴールにより浦和がやや有利となっているが、ほぼイーブンな状況で次戦へと向かうこととなる。

■試合結果
名古屋グランパス 1-1 浦和レッズ

■得点者
名古屋:森下龍矢(59分)
浦和:松尾佑介(36分)

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