リベンジ果たした神奈川ダービー。横浜FMを撃破した川崎Fの“柔軟さ”

20200907_Kawasaki
(C)J.LEAGUE
【国内サッカー ニュース】9月5日に行われた明治安田生命J1リーグ第14節の“神奈川ダービー”では、川崎フロンターレが横浜F・マリノスに3-1で勝利。昨年のリベンジを果たした。

■敗れた昨季も序盤に失点

昨年の11月30日。3連勝中だった川崎Fは、ホーム最終戦で首位の横浜FMを迎えていた。

当時、川崎Fは優勝の可能性こそ失っていたが、3位以内となるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得するためには負けられない一戦だった。だが、試合は横浜FMに立ち上がり早々にゴールを奪われると、終始圧倒されて1-4の敗戦。試合後、選手たちから「相手の方が強かった」と言葉が漏れるほど、力の差を痛感させられる結果となった。

あの日から約9ヶ月。今季最初の対戦に向け、キャプテンの谷口彰悟は強い思いを明かしていた。

「昨シーズン、ホーム最終戦で悔しい負け方をした。去年からチームに在籍している選手は、あの悔しさを忘れている人はいないと思う。ある種、今回はリベンジマッチ。今後につながる大きな1戦になると思うし、強気に戦うことが大事だと思います」

迎えた神奈川ダービーは前半2分に動く。サイドを打開され、最後はマルコス・ジュニオールにゴールを沈められた。

ここで、ふと思い出した。昨年、立ち上がり早々の前半8分に失点を喫し、そこからペースを握られてしまったことを。昨年の二の舞を演じるのか。それとも立て直して見せるのか。勝負を分けるポイントになることは間違いなかった。

結果として、答えは後者だった。

■ハーフタイムには分析できていた

20200907_Kawasaki1

今年の川崎Fはリードされようが全く慌てない。相手を見ながら時間を進め、どこがウィークポイントなのかを炙り出していく。事前情報とピッチ上の情報を統合させて、攻略案を練っていくのだ。

「ハーフタイムには比較的冷静にマリノスを分析できていた。こういうところが空いている、こういう風にやったら点が取れるんじゃないか、と落ち着いて話せていた」(谷口)

前半のうちに狙いとしていたハイラインの背後を突く動きで三笘薫が先制点を奪うと、後半早々には小林悠と旗手怜央を投入してプレッシングを強化。相手のミスを誘って逆転弾、3点目を奪取し、一気に主導権を握った。

最終的にさらなる追加点は奪えなかったが、相手を圧倒する形で3-1の勝利。1つのやり方に固執するのではなく、相手を見て戦い方を変えられる柔軟さで相手を上回り、昨年のリベンジを成し遂げた。

この勝利で昨年の王者との勝点差は「17」に。それでも鬼木達監督は勝って兜の緒を締めることを忘れなかった。

「昨年のチャンピオンチームとやるのは大きなゲームになりますし、この勝利は自分たちの自信にもつながる。ただ、この試合に対して熱い思いをぶつけましたけど、終わった後はハッキリ言ってしまえば忘れることが大事。いつまでも喜んでいても仕方がない。もう次に向かっているのが自分のスタンスであり、このチームのスタンスでもある」

神奈川ダービーを制した自信を手にしつつ、さらに先へ。川崎Fは勝ちながら進化を続ける。

取材・文=林遼平

J1|最新ニュース、順位表、試合日程

▶Jリーグ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう

【関連記事】
DAZNを使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
DAZN(ダゾーン)をテレビで見る方法7つを厳選!超簡単な視聴方法を紹介
DAZNの2020年用・最新取扱説明書→こちらへ  ┃ 料金体系→こちらへ  ※
【簡単!】DAZNの解約・退会・再加入(一時停止)の方法を解説  ※
DAZN番組表|直近のJリーグ放送・配信予定  ☆
DAZN番組表|直近の海外サッカー放送・配信予定  ☆
Jリーグの無料視聴方法|知っておくと得する4つのこと
「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です
「☆」は提携サイト『 DAZN News 』の提供記事です

閉じる