20231112_FCosaka(C)Getty images

FC大阪が相模原に5失点大敗で大宮のJ2残留が遠のく…J3残3試合で2位と勝ち点差6

明治安田生命J3リーグでは12日、第35節のSC相模原vsFC大阪が行われた。

J2クラブライセンスを持たないもののJ2昇格枠の2位に浮上する可能性を残しているFC大阪。しかし、19位に沈む相模原との一戦をスコアレスで折り返すと、後半に立て続けの失点を喫する。

まず65分に橋本陸にネットを揺らされるとその2分後にも綿引康が加点。それから反撃を目指すFC大阪だったが、76分に増田隼司、78分に前田泰良に決められて万事休す。81分には増田のこの日2点目も生まれ、FC大阪は0-5での大敗を喫した。

この結果、FC大阪は第35節終了時点で5位に後退。勝ち点は「52」にとどまり、2位・鹿児島ユナイテッドFC(勝ち点58)との勝ち点差は残り3試合時点で「6」となっている。3位・カターレ富山が勝ち点56で逆転昇格の可能性を繋いでいるほか、松本山雅FCは勝ち点53で4位に浮上した。

なお、FC大阪が2位でシーズンを終えた場合、繰り上がりで昇格枠が与えられることはなく、J2を21位で終えた大宮アルディージャが残留する。逆に2位で終える可能性のあるFC大阪以外のチームはJ2昇格の要件を満たしているため、FC大阪の不調は大宮にとっての暗雲となっている。

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