20211107_Iwata_Kyoto(C)Kenichi Arai

ジュビロ磐田、山田大記の今季10点目で京都サンガF.C.とのJ2頂上決戦制す! J1昇格までの勝ち点はあと「1」の王手

明治安田生命J2リーグは7日、第38節のジュビロ磐田vs京都サンガF.C.が行われた。

37試合を消化して勝ち点80で首位を走る磐田と、勝ち点78で2位の京都が直接対決。残り5試合時点で3位のV・ファーレン長崎が勝ち点68、4位・ヴァンフォーレ甲府が勝ち点64と、ともに他会場次第で昇格が決まる可能性のある状況で頂上対決に臨んだ。

一進一退の攻防が続く緊迫感のある試合では34分に磐田に決定機が訪れる。中盤で競り合ったボールが最終ラインの裏にこぼれたところ、ルキアンがフリーで抜け出してボックス内に走り込んでいく。しかし、GK清水圭介が決死の飛び出しでキャッチしてシュートまで持ち込ませなかった。

その後もゴールに迫っていく磐田だったが京都が懸命の守備で得点を許さず。前半ATにはボックス手前中央のピーター・ウタカが右足でシュートを浴びせたが磐田DFに阻まれた。

後半に入っても試合は磐田がボールを保持しながら進行していくが京都も素早い攻撃からゴールを脅かしていく。そして77分、ついに試合が動きを見せる。

遠藤保仁が中盤から高精度のスルーパスを左サイドに通す。抜け出した鈴木雄斗のクロスはクリアされたものの、磐田の選手に当たってボックス中央で浮き上がったボールに反応した山田大記が頭で押しこんで値千金の先制弾をマークした。

そして、試合はそのまま終了して磐田がリーグ戦3連勝。他会場では3位・長崎が東京ヴェルディに3-0で勝利したため、磐田のJ1昇格は確定しなかったものの残り4試合で長崎との勝ち点差は「12」としており、J1昇格に王手をかけている。

■試合結果
ジュビロ磐田 1-0 京都サンガF.C.

■得点者
磐田:山田大記(77分)
京都:なし

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