サガン鳥栖は10日、21歳FW横山歩夢がバーミンガム・シティFCに完全移籍することを発表した。
横山は2021年に東海大学高輪台高から松本山雅FCに入団。快速を武器とするアタッカーは1年目からJ2リーグで出場機会を得ると、翌年のJ3リーグで29試合11ゴールを記録し、2023年に鳥栖へ完全移籍を果たす。今季は出場機会を増やし、主力として明治安田J1リーグでは24試合5ゴール、JリーグYBCルヴァンカップでは2試合1ゴールを記録していた。
そして、鳥栖は8日に横山がチームを離脱することを発表。理由は「海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため」としており、10日に移籍先が正式に発表された。
横山は、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。
「本当に一年半お世話になりました。素晴らしい方々に囲まれて成長できました! どんな状況でも最高な応援をしてくれてありがとうございました! あのスタジアムの雰囲気はとてもすごかったです! いい報告をできるように頑張ってきます! 」
なお、バーミンガムは2023-24シーズンをチャンピオンシップ(イングランド2部相当)で戦っていたが、苦戦が続き、2023年10月から2024年1月まで名ストライカーとして名を馳せたウェイン・ルーニー氏が指揮官を務めたものの、巻き返せず。最終的にゲイリー・ローウェット暫定監督の下で22位フィニッシュとなり、EFLリーグ1(イングランド3部相当)に降格を喫した。



