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鳥栖がJ1初弾2発で待望の13戦ぶり白星! 町田は優勝争い痛恨の5戦未勝利

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明治安田J1リーグでは3日、第35節のサガン鳥栖vsFC町田ゼルビアが行われた。

降格が決定した最下位・鳥栖が、優勝争い中の3位・町田をホームに迎えた一戦。鳥栖は富樫敬真やヴィキンタス・スリヴカ、福田晃斗ら、町田は相馬勇紀やナ・サンホ、下田北斗らを先発起用した。

試合は町田が積極的に攻め込んでいく展開となるが、20分に鳥栖が先制点を奪取。ボックス右に侵攻した原田亘が中央に折り返すとJ1初先発となっていた17歳FW鈴木大馳が合わせて自身のJ1初得点とする。

そのまま試合を折り返した町田は後半スタート時にミッチェル・デュークと杉岡大暉に代えてオ・セフンと望月ヘンリー海輝を起用。48分位はボックス右でこぼれ球に反応したナ・サンホがシュートを繰り出したが枠を捉えず。

町田がさらに56分にナ・サンホに代えて藤尾翔太を投入すれば、鳥栖は61分に福田晃斗に代えて渡邉綾平を起用する。

67分、高い位置での町田のスローインの流れからボックス内に直接投げ込まれたボールを鳥栖DFが跳ね返す。ボックス手前中央のドレシェヴィッチがダイレクトボレーシュートを決め切って町田が追いついた。

町田がより多くのチャンスを作る中で77分にはボックス左の藤本一輝がドリブルで鳥栖DF2名を翻弄。そのままかわして右足を振り抜いたがシュートは枠を外れる。

すると84分、右CKから中央の密集地帯を抜けたボールにファーで待ち構えていた途中出場直後の寺山翼が頭で合わせる。これが決まり、鳥栖が勝ち越しに成功した。なお、寺山にとってはこれがJリーグ初ゴールとなっている。

そして、鳥栖がリードを守り切って2-1のまま試合終了。この結果、鳥栖は13試合ぶりの待望の白星を手にした。対する町田は5試合未勝利と優勝争いにおいて大きな痛手を被っている。

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