明治安田生命J1リーグは6日、第25節のヴィッセル神戸vs徳島ヴォルティスが行われた。
勝ち点64でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)圏内の3位につけるものの、勝ち点61の4位・名古屋グランパスに追われている神戸。現状の優位を保つために負けられない試合が続く中、今節は大迫勇也や武藤嘉紀、アンドレス・イニエスタらフルメンバーを送り出した。
一方の徳島ヴォルティスは、残留ラインに位置する勝ち点32の16位・清水エスパルスを勝ち点差2で追う勝ち点30の17位。勝利すれば他会場次第で残留圏内から脱する可能性のある重要な一戦に向けて、垣田裕暉や西谷和希、藤田譲瑠チマらを先発起用している。
試合は開始から神戸がボールを動かしていくが徳島も安定した守備からカウンターを繰り出していく。開始早々にはボックス手前左で大迫が獲得したFKのキッカーをイニエスタが務めたが、シュートは枠を左に外れた。
徳島は前半半ばごろからパスを繋いでいくシーンも目立たせるもののなかなかシュートまでは持ち込めず。40分の左CKでは小西雄大が左足でニアに蹴り込む。福岡将太が前に出たGK飯倉大樹の目前でヘディングシュートを放ったが枠を捉えることはできなかった。
折り返して迎えた50分、徳島が決定機を迎える。左CKの場面でキッカーは再び小西。ボックス中央で飛び上がった福岡がまたもヘディングシュートを放ったがバーに嫌われて先制点とはいかない。
一進一退の攻防が繰り広げられる中で日本代表のエースが結果を残す。57分、右サイドの酒井高徳がアーリークロスを供給するとニアで武藤がわずかに触れて軌道が変化。負傷から回復してこの日が先発復帰となっていた大迫がファーに走り込み、右足で合わせてネットを揺らした。神戸は直後に郷家友太に代えてリンコンを送り出す。
対する徳島も垣田に代えてムシャガ・バケンガを起用して巻き返しを図るが、神戸DFが集中した守備でチャンスを作らせず。神戸は71分にセルジ・サンペールと初瀬亮に代えて大崎玲央と小林友希を起用してリードを保つ意志を示した。
そして、試合は徳島がネットを揺らすことができないまま終了。5試合無敗かつ連勝を飾った神戸が3位を維持している。
また、他会場では清水が北海道コンサドーレ札幌と引き分けたため、暫定16位に位置するのは今節をまだ消化していない湘南ベルマーレ(勝ち点32)。勝ち点を拾うことができなかった徳島は暫定で17位から浮上することができず、今節の結果次第で18位に下降する可能性も出てきている。
■試合結果
ヴィッセル神戸 1-0 徳島ヴォルティス
■得点者
神戸:大迫勇也(57分)
徳島:なし


