明治安田J1リーグでは12日、第26節のアルビレックス新潟vs京都サンガF.C.が行われた。
暫定16位新潟が、暫定18位京都をホームに迎えた一戦。新潟は小野裕二や長倉幹樹、ダニーロ・ゴメスら、京都は原大智やマルコ・トゥーリオ、米本拓司らを先発起用した。
スコアが動いたのは25分。京都のバックパスを狙ったD・ゴメスがボックス内で追いついた直後にGKク・ソンユンと衝突するとPKの判定に。キッカーを務めた小野が豪快に蹴り込んで新潟が先制する。
立ち上がりから比較的多くのチャンスを作りながらもビハインドとなった京都には、43分にアクシデントが発生。長倉と競り合った直後に倒れ込んでいたアピアタウィア久が一度はプレーに復帰したものの接触がないところで自ら座り込んで続行を断念。担架で運び出され、佐藤響との交代を強いられる。
そのまま追う展開で前半を終えた京都は後半開始時に3枚替え。平賀大空と三竿雄斗、GKク・ソンユンに代えてラファエル・エリアスと鈴木冬一、GK太田岳志送り出し、ボールを動かしながら攻撃の糸口を探っていく。
対する新潟はカウンターからチャンスを作っていくものの追加点とはいかず。67分に長谷川元希と小野、D・ゴメスに代えて鈴木孝司と谷口海斗、松田詠太郎と攻撃的なカードを切る。
すると70分、右サイドに抜け出した松田が深い位置からクロスを供給。中央の長倉にマークが集まる中でファーから入り込んだ谷口海斗が頭で合わせてネットを揺らした。途中出場組が早速結果を残す。
そして、試合は新潟が無失点を保って2-0で勝利。第25節終了時点で16位に位置していた京都が7試合ぶりの敗戦で降格圏の18位に後退した一方、3試合無敗とした新潟は14位につけている。





