島村拓弥のJ1初弾が同点弾！ 柏レイソル、攻勢もサガン鳥栖とドローで痛み分け

明治安田J1リーグでは28日、第10節の柏レイソルvsサガン鳥栖が行われた。

直近4試合無敗の柏が、前節7試合ぶりの白星を手にした鳥栖をホームに迎えた一戦。柏はマテウス・サヴィオや小屋松知哉、土屋巧ら、鳥栖は長沼洋一や富樫敬真、手塚康平らを先発起用した。

試合は15分に動く。柏陣内浅い位置やや右からの鳥栖のFKでキッカーの河原創がボックス左に蹴り込む。飛び上がったマルセロ・ヒアンがコースを突くヘディングシュートを放つと放物線を描いたボールがGK松本健太の頭上を越えてネットを揺らす。

柏は40分に反撃。素早い攻撃からボックス左に侵攻したM・サヴィオが中央マイナス方向に折り返し。島村拓弥が左足で合わせたシュートは一度はGK朴一圭に阻まれたもののこぼれ球を自ら押し込んで同点弾とする。島村にとってはこれがキャリア初のJ1リーグでの得点となった。

折り返して迎えた後半は柏が攻勢を保ちながらゴールに迫ったがリードは奪えず。両チームの交代策も実らず前半からスコアが動かないまま1-1で決着を迎えた。柏は5戦無敗、鳥栖は2戦無敗としたものの互いに連勝を逃し、痛み分けの結果となっている。