明治安田生命J1リーグでは19日、開幕節の京都サンガF.C.vs浦和レッズが行われた。
昨季のJ2を2位で終えた昇格組の京都が、リカルド・ロドリゲス監督体制2年目でFUJIFILMスーパーカップでも川崎フロンターレに競り勝った昨季6位の浦和レッズをホームに迎えた。
京都はピーター・ウタカや川崎颯太ら昨季からの戦力に加えて豊川雄太、アピアタウィア久、メンデスら新戦力を先発起用。浦和も江坂任や関根貴大、酒井宏樹らに加えて新戦力の馬渡和彰や大卒ルーキーの安居海渡を送り出している。
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試合は浦和が後方から繋いで攻め立てていくものの京都も激しいフォアチェックでカウンターを狙い、ウタカに素早くボールをつけて応戦。しかし、互いに決定機を決め切れずにスコアレスで試合を折り返す。
スコアは後半早々に動く。49分、スローインの流れからボックス右に入り込んだ川崎が中央に折り返す。ボックス内でフリーになっていたウタカが右足で確実に決め切って京都が先制する。20歳の川崎と38歳のウタカによる“18歳差のホットライン”による得点が12年ぶりのJ1の舞台での最初のゴールとなった。
その後、猛攻をかける浦和が幾度も決定機を迎えるものの今季加入した京都の新守護神・上福元直人がファインセーブを連発。京都がリードを保ったまま試合が終了し、リーグ制覇に向けた「3カ年計画」の3年目に入っている浦和を相手に白星を飾った。
■試合結果
京都サンガF.C. 1-0 浦和レッズ
■得点者
京都:ピーター・ウタカ(49分)
浦和:なし