U-24日本代表のMF田中碧が7日のオンライン取材に応じ、改めて海外移籍について語った。
田中は新シーズンからドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフ加入が決定。22歳にして川崎フロンターレからの海外移籍を決断した。田中は「世界的には遅いということは分かっている」としつつ、決断の理由をこう説明する。
「まず五輪後に移籍するという選択肢もあった中で、ただ合流が遅れることがどれだけデメリットになるか、ということが自分の中でありました。五輪が終わってシーズンが始まり、言語も分からない中でやることは簡単ではない。そういう意味ではこのタイミングでクラブが欲しいと言ってくれましたし、時間もあったので練習も参加できました。チームメイトとコミュニケーションが取れたので大きかったです。五輪後にオファーが来るかと言われればイエスとは誰も言えない。今の市場で五輪を見て獲得を決めることは簡単ではないですし、このタイミングで決断しました」
さらに、遠藤航や大迫勇也といった選手と同じようにドイツ2部リーグをまず移籍先に選んだことについてはこのように語る。
「もちろん一発で良いクラブに行けることがベストですけど、すぐ試合に出て成功するというのは並大抵のことではないとわかっている。僕は決してエリートではない。じっくりとステップアップしていく人生なので、まずは試合に出て力をつけてしっかり上がっていくことが向いているかなということで決断しました」
一方で、田中は「ずっと2部にいる気持ちはさらさらない」とし、ステップアップも強く意識する。
「ステップアップするつもりですが、自分の性格上色んな国を渡り歩くタイプではない。行きたい国があれば行きますが、ドイツで数年はやると思います。まずはドイツにいるトップオブトップの選手たちの舞台に辿り着くことが一番で、そこから選べるなら他の道を選んでいくのかなと思います」
クラブでの数少ない練習の中ですでに「日本と海外の違いは感じた」と話す田中。それでも「もちろんやれる自信はあります」とし、新たな挑戦に意欲を燃やした。


