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メモリアルだらけの大阪ダービー勝利! 32歳バースデー決勝弾の宇佐美貴史「16歳の終わりからプロをやっていて…」

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ガンバ大阪FW宇佐美貴史が、“大阪ダービー”での勝利を喜んでいる。

G大阪は6日、明治安田J1リーグ第12節でセレッソ大阪をホームに迎えて1-0で勝利。公式戦通算63度目のダービーマッチでは、リーグ戦においては2019年9月から9試合未勝利かつ5連敗中だったG大阪だったが、宇佐美が前半中に相手のパスミスをカットしたところから右足を振り抜いて決勝点をマークした。

試合後、フラッシュインタビューに応じた宇佐美は「ここ最近勝てていなかったので、流れを払しょくするためにも絶対に勝ちたかったですし、それを今日来てくれたサポーター全員が求めていたと思いますので、最高です」と喜びを表現し、得点シーンを振り返っている。

以下に続く

「良いところにボールが来たので、あとは打つだけでした。チームメイトの思いとかを全部乗せて打つつもりで、思い切り打ちました」

また、前々節の鹿島アントラーズ戦で重要選手である三浦弦太が負傷しており、ダービーに出場できず。宇佐美はC大阪戦の得点後に5本指を立てて三浦の背番号5を表現したが、前節のアビスパ福岡に0-1で敗れていたこともあり、込めていた思いが強かったと明かしている。

「本当にはこの間の福岡戦で勝って(三浦)弦太を安心させることができれば良かったんですけど、それが達成できなかったので、何としても今日全員で勝って、弦太のためにも勝利を届けるというのは全員で約束をしていたので。本当に彼に勝利を届けられてよかったです」

そして、試合日の5月6日は宇佐美の32歳の誕生日当日。そのことについても、サポーターにメッセージを送った。

「16歳の終わりからプロをやっていて、だいたい(人生の)半分くらいきて、色んな姿を皆さんに見せてきたと思っています。後ほどゴール裏でバースデーソング歌ってください!(笑)」

最後に「ここ最近ダービーの後に笑顔で帰らせることができていなかったので、本当に今日は皆さん、笑顔で帰って、美味しいお酒を飲んでください! 応援ありがとうございました! 」と感謝を伝えた宇佐美。キャリアの中でバイエルンやホッフェン・ハイム、アウクスブルク、デュッセルドルフと海外クラブでプレーすることもあったが、国内においてジュニアユース年代からG大阪一筋を貫く宇佐美は、今後もクラブを背負う存在としてのパフォーマンスに期待が懸かる。

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