2020-10-05-gambaosaka-endo🄫GAMBA OSAKA

新しいチャレンジとG大阪への思い。遠藤保仁、「これ以上のクラブはない。ガンバに戻ってきたい」

■移籍を決断した理由は

同日10時よりオンライン会見に臨んだ遠藤は、冒頭「新しいチャレンジをしたいという思いと、出場時間を含めてたくさんゲームに出たいという思いが強くあった」と移籍の理由を説明した。

今季の出場記録を見ると、公式戦13試合出場で463分、うち先発は4試合でフル出場は1試合。遠藤が言及する「出場時間」でいえば1試合あたり35.6分の計算になる。直近での公式戦先発は、8月5日のルヴァンカップ・大分トリニータ戦で、リーグ戦だと7月22日の第6節・サンフレッチェ広島戦までさかのぼる。

先発出場が減っていることは「小さな要因」と笑って答えつつも、「小さなものが重なって大きなものになる。『これ』がとはなかなか言いづらいですが、より多くの試合、より多くの時間試合をしたい思いは常に持っています。新しいチャレンジをしたい気持ちもある。そういうものすべてが積み重なった結果での今回の移籍」と述べている。

期限付き移籍の期間は2021年1月31日まで。その時点でのG大阪への復帰について問われると、「もちろん。これだけ長くお世話になっているクラブですし、ここ以上のクラブはないと思っています。レンタル移籍という形で一度離れますが、ガンバに戻って来たいという気持ちは強く持っています」と即答した。

G大阪のスタイルの象徴であり、クラブが獲得した「9つのタイトルすべてに貢献した、G大阪のスタイルを作った選手」(小野忠史G大阪社長)でもある遠藤。「クラブも想定していなかった」移籍となった。

と同時に、「ジュビロ磐田をJ1に上げるというモチベーションもありますし、レギュラー争いをするその楽しみもあります」と新天地に臨む強い決意も述べる。

「長い時間試合に出たいのは間違いなく今回の移籍の理由の一つ。でも、それだけがクローズアップされるのはどうかと思う。新しいチャレンジもしたい。自分の中でしっかりと気持ちを整理していろいろなことを考えながら、新しいチャレンジをしていきたい」

40歳になった今も挑戦を続ける遠藤。磐田は現在勝ち点30のJ2・13位に沈む。自動昇格圏の2位・アビスパ福岡とは勝ち点16の差がある。窮地のチームに遠藤はどんな化学変化を起こすのか? J1最多出場記録を保持するレジェンドの、そのプレーに期待が懸かる。

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