20211006_Junker(C)Getty images

浦和レッズ、ユンカー先制弾も守り抜けずドロー…セレッソ大阪はルヴァン杯決勝進出かけ第2戦でホームへ

JリーグYBCルヴァンカップは6日、準決勝第1戦の浦和レッズvsセレッソ大阪が行われた。

準々決勝で川崎フロンターレを撃破した浦和が、ガンバ大阪とのダービーに競り勝ったC大阪とホームで対戦。浦和はキャスパー・ユンカーや江坂任、汰木康也ら、G大阪は加藤陸次樹や乾貴士、坂元達裕らをスタメン起用した。

試合は開始からボールを保持して攻め込む浦和が先に結果を残す。12分、左サイド浅い位置でボールを持った山中亮輔がアーリークロスを蹴り込むと走り込んだK・ユンカーが右足で丁寧にシュート。これが決まってホームチームが先制する。

失点後にギアを上げるC大阪は39分にビッグチャンス。ボックス左でボールを持った山田寛人がドリブルで浦和DFを振り切って右足のシュートを浴びせたが、GK鈴木彩艶がファインセーブでしのいだ。

後半に入っても一進一退の攻防が続く。52分に浦和の素早い攻撃からK・ユンカーがボックス中央からシュートを放てば、56分にはC大阪にもチャンス。右サイド深い位置まで侵攻した乾からのクロスに山田が右足で合わせたがバーに直撃した。

そして66分に再びスコアが動く。右サイドでボールを持った坂元がドリブルで突破してグラウンダーの折り返し。山田がボックス中央で合わせて同点弾を決め切った。

終盤にかけて両チームが交代カードを駆使していくが、浦和はピッチに残したK・ユンカーを中心にチャンスを作っていくもののなかなか勝ち越せず。試合は同点のまま終了を迎えた。

どちら優勢とも言えない状況で迎える第2戦は、10日の15:00にヨドコウ桜スタジアムでキックオフが予定されている。

■試合結果
浦和レッズ 1-1 セレッソ大阪

■得点者
浦和:キャスパー・ユンカー(12分)
C大阪:山田寛人(66分)

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